オーディオマニアからはすでに熱狂的に支持されながらも、いつになっても日本でサービスを開始する気配のなかったストリーミングサービスTIDAL。
Spotifyやアマゾン、AppleMusicなどの先行サービスが着々とシェアを伸ばしている中で、世界的にもやや劣勢なTIDALの日本上陸は今更無いのでは?と思っていたところに朗報が。
遂に日本でもサービスを開始しそうな気配です。
TIDAL公式サイトが日本語対応
2021年8月27日現在、公式サイトにアクセスすると、日本語対応されたページが表示されるようになりました。
以前は日本語のページは無く、英語ページが表示されているだけでしたので間違いなく日本でサービスを開始する準備をしている最中と言えそうです。
TIDALが日本でマネージャーを募集中
さらに調べてみると、求人情報を発見しました。
TIDAL求人情報:https://careers.tidal.com/
日本でマネージャー職を募集しているようです。仕事内容の一部には「日本におけるTIDALの既存のローカルビジネスとパートナーシップの管理」という表記もあります。
これで日本進出はほぼ決定ですね。サービスの開始がいつになるのかは現状わかりませんが、求人情報を見るかぎりそう遠くない将来TIDALは日本でもサービスを開始することになりそうです。
TIDALのアカウントはまだ作れません
新規アカウントの作成を試してみたところ、残念ながら「お住いの国ではまだ利用できません」の表記がでてアカウントを作ることは出来ませんでした。サービスの開始については各SNSをフォローして最新情報を入手して欲しいとの案内が書かれています。アプリケーションについてもiPhone用のアプリケーションはまだダウンロード出来ませんでした。
追記:アカウント取得は出来るようです(2022年2月2日)
TIDALの日本における利用価格はいくらになる?
気になるのは、日本におけるTIDALの利用料金がいくらになるのかということです。
TIDALにはHiFiとHiFi Plusの2プランが存在しますが、現在両プランともに価格の表記はありません。
ちなみに、多くの方が選ぶであろう高音質なHiFi Plusは、アメリカでは19.99ドルです。実際に日本の価格がいくらになるのかは知る由もありませんが、AppleMusicが既存料金から増額無しにハイレゾ音源の配信を開始し、その後アマゾンが追随してAmazon Music HDの値下げを行った現在において、後発のTIDALがアメリカ価格同様の2,000円近い価格でサービスを開始したところで相当に苦戦することは間違い無いでしょう。
TIDALがはたしていくらでサービスを開始するのか、要注目です。
TIDALを試す価値は大アリ
最後に現在も海外アカウントでTIDALを愛用しているユーザーとしての感想を少し。
今更TIDALを使う価値なんてあるの?と聞かれたならば「大アリ」です。
やはりTIDALが売りにしている音の良さは抜群で、一度TIDALの音質を経験するとSpotifyをオーディオ機器で聴く気にはなれません。また、AppleMusicやAmazon Music HDよりも遥かに使いやすく、操作にストレスを感じることが無い点もメリットです。操作性に関してはSpotifyと同レベルだと感じています。あと、楽曲をバンドのメンバーやプロデューサーなどから深堀りできることも気に入ってるポイントです。
どんどん好きな曲やアーティストが見つかるTIDALは、音楽好きな方ならば間違いなくお気に入りのストリーミングサービスとなるはずです。サービス開始時には無料のお試し期間が設けられると思いますので、その際にはぜひお試しを。
詳細:TIDAL
コメント
コメント一覧 (2件)
日本でアカウント取得出来たのですがカードの登録のところで頓挫。住所番号が跳ねられまえに進みませんでした。
コニ様
アカウントは取得できたとの情報ありがとう御座います。以前はアカウント取得も出来ませんでしたので、サービス開始に向けて一歩前進でしょうか。記事内容も頂いた情報をもとに修正したいと思います。