2024年の10月23日、予告(噂)通り、Qobuzが日本でも使えるようになりました。
いやー、長かった。
2023年の12月開始の発表から10ヶ月、何の音沙汰もなく10ヶ月が過ぎ、期待薄かと諦めかけていたQobuzが、ついに日本でもサービスを開始しました。
Qobuzはプレオープン中でも登録できてしまった
「日本でもサービスを開始」と書いてしまいましたが、正式にはまだサービスを開始していません。
10月23日時点では、まだ「プレオープン」の状態で、対象はe-onkyo musicの会員に限られています。
ところが、非e-onkyo music会員の私が試してみたところ、あっさりと登録できてしまいました。
カードの登録も問題なし。1ヶ月間の試用期間が開始となりました。
利用料金は、月額払いを選んだので1,480円です。
まだRoonでQobuzは使えない
さあ、存分に楽しもうとしたのも束の間、落とし穴がありました。
まだRoonでQobuzが使えないのです。
Qobuzの登録はできますが、プレイリストに何も表示されません。プレイリストのタイトルだけは表示されていますので、何かしら接続はしているはずですが、曲の表示はなく、もちろん再生も出来ません。
個人的には、Roon以外での使用は想定していないので、困ったものです。
間違いなく、正式なサービスを開始するにあたって対応してくる(HPには表記あり)と思いますので、Roonでの使用目当ての方は、もう少し待った方が良さそうです。
追記:Qobuzアプリでお気に入り登録するとRoonで再生できる
裏技というか、本来の動作ではないですが、一度Qobuzのアプリで楽曲をお気に入り登録すると、Roon側で表示できるようになります。そこまでして聴くか?という疑問は残りますが、とりあえずテスト的に音質を確認したいのであれば、一手間かけさえすれば良いようです。
さらに追記:使えるようになりました
やっとRoonでも使えるようになりました。
いつの間にか正式オープンしているので焦りましたが、無事使えるようになり良かったです。
Wiimでは使える
一方、Wiimのアプリでは問題なく使えています。
使い勝手も悪く無いので、Wiimユーザー(Wiimアプリを使う方)なら、試してみる価値はありそうです。
Zen StreamはAirPlayなら再生可能
使用しているもう一つのストリーマー、Zen Streamは、AirPlayならQobuzを再生できています。
AirPlayは最大44.1kHz/16bitだったかと思いますので、Qobuzの良さを活かしきれていませんが、個人的にはRoonを使うつもりなので大きな問題にはならなそうです。
邦楽はまだSpotifyほど揃っていない印象
邦楽をほとんど聴かないので、あまり正確な評価でないことはご容赦いただきたいのですが、Spotifyやamazon Musicにくらべ、プレオープン状態のQobuzはまだ楽曲も揃っていないのかなぁという印象です。
例えば、THEE MICHELLE GUN ELEPHANTのアルバムは、後期の2枚のみ。重要な前期のアルバムは配信されていません。なお、これは、TIDALも同様なので、何かしらレコード会社との契約の問題があるんだと思いますが、正式なサービス開始時には、できればSpotifyが不要になるぐらい充実してほしいものです。
楽曲の日本語表記は嫌だなぁ
一番どうにかして欲しいのは、海外楽曲の日本語表記です。
いやー、かなり嫌かもしれない。
アプリの言語を英語にしても、この表記は変わりません。これ、日本で契約する海外の方はかなり辛い仕様なんじゃないでしょうか。
幸い、今後はRoonで使用するので大きな影響はないはず(ないよね?)ですが、表記を選べる選択肢が欲しいです。
Qobuz正式オープンに期待!そしてTIDALも…
少し不満点が多くなってしまいましたが、忘れていけないのはまだ「プレオープン」だということです。
しかも、本来は対象外にも関わらず、例外的に使用させて頂いている立場であることを考えれば、まずは日本でのサービス開始を祝福すべきですね。
今後、日本のオーディオメーカーにもRoonの対応が広がりそうな気がしますし、今まで以上にRoonのユーザーも増えることでしょう。
そして、TIDALにもQobuzに続いて日本でのサービス開始を期待したいところです。
詳細:https://www.qobuz.com/jp-ja/discover
▼QobuzとTIDALの比較記事です
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