SOUNDPEATS Air5 Pro+レビュー|MEMSドライバー搭載の高音質でコスパ抜群なモデルが新登場

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イヤホンブランドSOUNDPEATSの新製品を、発売日より一足先に試す機会を頂きました。(製品は無償提供)

今回レビューするのは、SOUNDPEATS Air5 Pro+(Plus)です。

SOUNDPEATS Air5 Pro+は、「革新的MEMSドライバーと最先端プラットフォームで、高解像度サウンドと高性能ANCを両立したワイヤレスイヤホン」というコンセプトのもと、音質・ANC・機能のすべてを磨き上げた、ブランドの上位モデルです。

上位モデルとはいえ、そこはコスパ良すぎる製品を連発しているSOUNDPEATS。価格は定価で15,380円(税込)と意外なほどリーズナブル。1万円以下のクラスからのステップアップや、高級機のサブ用途にも狙える絶妙なポジションです。

僕のメインのイヤホンはAirPods Pro 2ですが、価格が半額以下のSOUNDPEATS Air5 Pro+の実力やいかに、ということで、この記事では、実際にiPhone 13 mini(AAC)とLG G30+(LDAC)を使い、TIDALで試聴した結果を、AirPods Pro 2との比較を交えながらレビューします。

※メーカーより、発売開始から利用できるクーポンを発行していただきました。

Amazonのセール価格やクーポンと併用可能とのことなので、かなりお得な価格になるようです。

10%offクーポンコード:BLUEPOSTSP10

対象商品: SOUNDPEATS Air5 Pro+

利用期間: 2025年10月27日(月) 9:01 ~11月20日(木) 20:00

詳細:アマゾンSOUNDPEATS Air5 Pro+ページ

目次

SOUNDPEATS Air5 Pro+ の特徴

まずはSOUNDPEATS Air5 Pro+ の特徴から確認しましょう。

SOUNDPEATS Air5 Pro+ の特徴は、大きく分けると3つです。

特徴1. MEMS+ダイナミックのハイブリッドドライバーを採用

ドライバー構成は、MEMSとダイナミックのハイブリッド方式。

MEMSドライバーが中高音の繊細さを、ダイナミックドライバーが低音の力強さを担っています。

MEMSドライバーについては詳しく知りませんでしたので、メーカー資料から引用しますが、以下の特徴を持っています。

超高速・高精度な応答
圧電素子で高速かつ正確に振動。音の立ち上がりや収束が速く、クリアで遅延の少ない再生を実現。

低歪みで高音域も美しく
駆動部の正確な動きにより、高音域でも音の歪みを大幅に低減。繊細な表現を可能に。

左右差の少ない均一な音
シリコンチップ製造で個体差が小さく、左右イヤホンの特性が揃うため、定位感や空間表現に優れている。

簡単に言ってしまうと、「極小の、応答速度が速く、歪みが少なく、繊細でクリアな高音表現に優れるドライバー技術」ということになるのでしょうか。

特徴2. AI適応型アクティブノイズキャンセリングを搭載

SOUNDPEATSのTWSイヤホンでは、同メーカー比で最高水準のノイズ低減レベルを達成した、「AI適応型アクティブノイズキャンセリング」を搭載しています。

「AI適応型アクティブノイズキャンセリング」で、常に最適なノイズキャンセリングを実現するだけでなく、アプリの操作により、外音取り込みや会話強調なども自在に切り替えることができます。

日頃利用しているAirPods Pro 2についても、ノイズキャンセリングは非常に気に入っているポイントですので、SOUNDPEATS Air5 Pro+がどこまでAirPods Pro 2の機能に迫っているのか、気になるところです。

特徴3. 高音質な再生を可能にする様々なコーデックや通信規格に対応

SOUNDPEATS Air5 Pro+は主要コーデックにほぼ対応しています。特に高音質にこだわりたい方にとっては、LDAC、aptX Lossless、またLE Audioにも対応しているところは注目すべきポイントになるのではないでしょうか。(個人的なお話をすると、メインはiPhoneなのでAAC以外については恩恵がないのですが)

SOUNDPEATS Air5 Pro+の仕様

形式カナル型
本体操作タッチ
ドライバー方式MEMSドライバー「Cowell」
10mmダイナミックドライバー(PU +PEEK)
ハイレゾ認証認証済み
パワーアンプチップ搭載(XAA-2000 Aptos Class-H )
Snapdragon Sound対応
LE Audio対応
再生周波数帯域20Hz~40KHz
対応コーデックSBC/AAC/LC3/LDAC/aptX/aptX Adaptive/aptX Lossless
BluetoothチップQCC3091
BluetoothバージョンBluetooth5.4
BluetoothプロファイルHSP 、HFP 、 A2DP、AVRCP
最大持続時間(単体6時間
最大持続時間(本体)30時間
重量 (単体)5g
重量 (本体)51.11g
サイズ (単体)34.60×19.87×23.50mm
サイズ (本体)66.88×48.33×26.92mm
充電時間 (単体)1時間
充電時間 (本体)2時間
充電コネクタUSB Type-C
急速充電対応(10分→2時間)
内蔵マイク片側3基
Adaptive ANC対応(-55dB)
通話用ノイズキャンセリングSOUND+
風切り音低減対応
マルチポイント対応
ゲームモード対応(60ms 低遅延)
専用アプリ「PeatsAudio」対応
防水性能IPX5
通常価格15,380円

実際にSOUNDPEATS Air5 Pro+を使用してみた感想

では、ここから実際にSOUNDPEATS Air5 Pro+を使用してみた感想です。

SOUNDPEATS Air5 Pro+の開封と外観

SOUNDPEATS Air5 Pro+のケースはシンプルなブラック。イヤホン本体以外には、ケース、USB-Cケーブル、イヤーピース3サイズ(1サイズは取り付け済み、その他2サイズが同梱)、取扱説明書が同梱されています。

ケースはAirPods Pro 2よりわずかに大きいものの、携帯性に支障はありません。

SOUNDPEATSの他のモデルで気になることが多かった「収納時の向きのわかりづらさ」や、「ケースから取り出しにくい」問題もなく、ストレスなく使えます。

SOUNDPEATS Air5 Pro+の装着感

SOUNDPEATS Air5 Pro+は、軽量で耳にしっかり収まります。圧迫感は少なく、長時間装着しても疲れにくい印象です。本体の大きさや重さも、大きすぎず、重すぎずで、とてもバランスが良いです。

ただし、AirPods Pro 2よりも若干密着感があり、AirPods Pro 2の方がより疲れずに長時間使用できる気がします。

なお、装着感に関しては、イヤーピースが3サイズから選べますので、ほとんどの方は好みにあう装着感を得られるのではないでしょうか。

SOUNDPEATS Air5 Pro+はかなり高音質

さて、ようやく音質のレビューを。 試聴環境はiPhone 13 mini(AAC)とLG G30+(LDAC)。TIDALで様々なジャンルを聴き比べました。

まず、結論。 音質はかなり良いです。正直な話、音質だけならAirPods Pro 2よりもSOUNDPEATS Air5 Pro+の方が優れていると感じます。

低音は量感豊かですが、過剰ではなく自然な沈み込み。ファンクやダンスミュージックでは、迫力あるベースラインが空間全体を支えながらも、他帯域を邪魔しません。

中高音はMEMSドライバーがきいているのでしょうか。繊細さがありつつ、刺さらず、滑らかに伸びます。ジャズのシンバルやブラシの音は粒立ちが良く、余韻が自然に広がります。

ビョークの昔の楽曲を聴いた時には、はっとするような音の広がりに驚かされました。何度も聴いている楽曲に、驚くぐらい空間の奥行きと立体感があることに気が付かされたのです。

ロックではボーカルとギターが適度に分離し、迫力のあるベース音が最高です。いつもうまく鳴らすのが難しいTHEE MICHELLE GUN ELEPHANTなども力強く鳴らしきります。

ワールドミュージックでは、自然で温かみのある音が心地よく、つい聴き続けてしまいました。 AirPods Pro 2と比べると、Air5 Pro+はより解像感と広がりが際立ち、音楽的な楽しさがあります。低音から高音までのバランスが良く、「強調感がない自然なサウンド」という印象です。

ちなみに、iPhoneのAACと、LG G30+で聴くLDACにそこまでの違いは感じませんでした。iPhoneでも十分に高音質なリスニング体験をすることができます。

ノイズキャンセリングは効果的だけど改善の余地あり

ノイズキャンセリングに関しては、期待以上な点と、やや苦手とする部分もあるのかな、という印象です。

まず、室内で試してみたところ、ANCは非常に強力で、目の前のテレビの音がほとんど聞こえなくなるほどでした。地下鉄や、飛行機の中でも試してみましたが、ノイズキャンセリングの効果をかなり実感できました。相当にうるさい車内でも、音楽や映画を楽しむことができます。

SOUNDPEATS Air5 Pro+のノイズキャンセリング、結構良いです。

ただし、AirPods Pro 2と比較してしまうと、やや劣ると感じる場面が増えてきます。 かなり強力にノイズキャンセリングが働くことは間違いないのですが、「この音は結構聞こえてしまうんだな」という場面が何度かあるのです。

我が家の場合、うるさくてたまらない換気扇の動作音は、小さくなるものの、消し切らない音が残り、お世辞にも「静寂」とは言えない状態になります。 また、屋外では、風に吹かれると、風の音を拾ってしまいます。AirPods Pro 2では経験した記憶のない音がでるので驚いてしまいました。

あと、外音取り込みモードも、もう少し「自然さ」が欲しいです。十分にまわりの音は聞こえるものの、やや不自然な聞こえ方をします。 AirPods Pro 2の魔法のような自然な聞こえ方と比較するのは、値段が違いすぎますのでいくらなんでも酷と言えそうですが、素性の良さそうなSOUNDPEATS Air5 Pro+のノイズキャンセリング能力だけに、今後ソフトウェアのバージョンアップでなんとか改善しないものかしら、と期待してしまいます。

SOUNDPEATS Air5 Pro+の操作性とアプリについて

本体はタッチ操作に対応していて、スマホを触ることなく一通りの操作をすることができます。 お世辞にも、「操作しやすい」とは言えませんが、「使う気になる」という点で、かなり優秀なのではないでしょうか。

なお、SOUNDPEATS Air5 Pro+の名誉のためにお伝えしておくと、僕の場合、どんなイヤホンであろうとタッチ操作はうまくできません。そのため、たいていの場合、タッチ操作はオフにしてしまうのです。

ノイズキャンセリングの切り替えや、イコライザーの設定などは、専用アプリ「PeatsAudio」で行います。 アプリ自体の使い勝手に大きな不満はないのですが、文字と背景のコントラストが弱く、見づらい点は改善して欲しいものです。

バッテリーと接続安定性

バッテリー持ちはカタログ上ではANCオンで約6時間、ケース込みで最大26時間再生可能です。

数日間にわたり、1〜2時間使っては中断し、また使うということを繰り返していますが、この使い方ではバッテリーがなかなか減らず、これまで使用してきたSOUNDPEATSのイヤホンの中でも安定していると感じました。

一方、ANCを有効にして連続で使った検証では、約4時間弱で片方からバッテリー残量低下のアナウンスが流れました。まだ連続使用の検証は一度きりですが、カタログ値の6時間には届かない可能性がありそうです。

接続に関しては、LDAC使用時でも安定しており、音途切れはほぼありません。ただし、まだ満員電車の中、混雑する空港などの人混みの中での検証はできていないため、「今のところ」という補足をつけた方が適切かもしれませんね。今後いろんな場所で試してみますので、評価を変更する必要があるようでしたら随時修正します。

総評|SOUNDPEATS Air5 Pro+はどんな人におすすめか

SOUNDPEATS Air5 Pro+は、音質・ANC・機能のバランスが非常に高く、価格を考えると、かなり完成度の高いイヤホンです。自然で解像度の高いサウンドをこの価格で実現しているのは、正直驚きました。

目玉の一つであるノイズキャンセリングに関しては、AirPods Pro 2レベルとまでは言えませんでしたが、それでもこの価格で比較してみたくなるような機能性を持ち合わせているのは、驚異的と言えるのではないでしょうか。

価格は定価が15,380円ですが、SOUNDPEATSはキャンペーン時に驚くような値引きをしてくるメーカーです。 今回も、SOUNDPEATS Air5 Pro+の発売記念でかなり素敵な価格になるようです。

という訳でまとめです。

SOUNDPEATS Air5 Pro+こんな人におすすめ
・1万円以下のイヤホンから少しステップアップしたい方
・高級機のサブとしてANCイヤホンを探している方
・リーズナブルで強力なノイズキャンセリングモデルを探している方
・リーズナブルで高音質なイヤフォンを探している方

やや乱暴な言い方をしてしまうと、SOUNDPEATS Air5 Pro+を購入して、後悔する人なんてほとんどいないのでは、そう思ってしまうぐらい、良いイヤホンです。

※メーカーより、発売開始から利用できるクーポンを発行していただきました。Amazonのセール価格やクーポンと併用可能とのことなので、かなりお得な価格になるようです。

10%offクーポンコード:BLUEPOSTSP10

対象商品: SOUNDPEATS Air5 Pro+

利用期間: 2025年10月27日(月) 9:01 ~11月20日(木) 20:00

詳細:アマゾンSOUNDPEATS Air5 Pro+ページ

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この記事を書いた人

オーディオ歴は20年以上ながらも低予算運用につき機材の入れ替え頻度は極端に低め。JBLの4312mk2を愛用しています。聴く音楽は広く浅く。洋楽メインです。

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